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【医師監修】妊娠初期の飛行機は大丈夫?奇形の心配は?いつまで乗れる?
投稿日 2023年3月3日 15:44:33 (漫画)
- ベルトによってお腹が圧迫されて苦しい
- 足の血管に血栓ができるリスクが高い
- 気圧の変化によって早産を引き起こすリスクが上がる
- 腹痛がない
- 性器からの出血がない
- つわりがない
- 貧血症状がない
- 妊娠初期
飛行機に乗っている時間や距離に制限はありません。
自分の体調に不具合がない限り大丈夫ですが、無理はしないようにしましょう。 - 妊娠後期
医師の診断書なしでは飛行機に乗れない場合もあります。
どうしても飛行機に乗る用事がある場合は、病院で一度相談するのがおすすめです。 - つわりの悪化
- エコノミークラス症候群(足の血栓症)
- エコノミークラス症候群
- 気圧によるトラブル
- 水分をこまめにとる(炭酸は膨張するのでNG)
- 30分に1回程度、足や身体を動かす
- 足を延ばして座る等座り方に気を付ける
- ゆったりとした服を着る
- 弾性ストッキングを着用する
- 胸やお腹周りがゆったりとした服を着る
- あらかじめエチケット袋を用意する
- マスクを着用する
- 水分をこまめに摂る
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妊娠初期に飛行機に乗っても大丈夫?
赤ちゃんへの影響は?奇形になる心配はない?
などについて、お医者さんに詳しく聞きました。
どうしても飛行機に乗りたい時の対処法や、ポイントなども合わせて聞いているので、ぜひ参考にしてくださいね。
妊娠初期…飛行機に乗っても大丈夫?

基本的には、妊娠初期に飛行機に乗っても問題ありません。
ただ、やはりさまざまなリスクが上がる可能性もあるため、おすすめはできません。
妊娠初期は身体が不安定な状態です。
長時間飛行機に乗ることは、体に負担をかけることに繋がります。
などの危険性もあるため、おすすめはできません。
気になる場合は、かかりつけの医師に相談をしてみるのもいいでしょう。
いつからいつまでなら乗ってOK?

比較的リスクが少なく乗れるのは、安定期の妊娠14週~28週ごろの間です。
その期間以外でも、
場合は飛行機に乗っても大丈夫です。
そのほか、上記の症状がみられなくても体調が安定しているということは大前提です。
長時間座っていることに苦痛はないかなども合わせて確認しましょう。
妊娠初期に飛行機に乗るリスク

妊娠初期に飛行機に乗ると、
が起こることがあります。
さらに、どうしても流産のリスクも上がる可能性があるため、細心の注意を払う必要があります。
飛行機は高いところを飛ぶため当然ながら気圧がかかります。
気圧が低下すると、腸管のガスが膨張。膨らんだ腸によって胃などが圧迫されるため、気持ち悪くなる原因に。つわり中の方はつわりが悪化することに繋がります。
また妊娠中は体調が不安定なので、気圧の変化によって流産のリスクが上がることも考えられます。
さらに、妊娠中は血液が固まりやすくなっているため、エコノミークラス症候群になりやすいというリスクも。
長時間狭い空間に同じ体勢でいないといけない機内は、辛くなる可能性があるので気を付けましょう。
エコノミークラス症候群とは?
下肢にできた血栓が肺の血管まで飛ぶことで、肺の血管をふさぎ、呼吸困難となって最悪の場合死に至るものです。
妊娠中の女性は出血を止めやすくするため、血が固まりやすくなっています。そのため妊娠していない女性よりも、12倍血栓症を起こしやすくなっているとされています。
赤ちゃんへの影響
奇形になる心配はある?

そのため妊娠初期に飛行機に乗ることが直接の原因として奇形になる心配もないとされています。
飛行機に乗ることが赤ちゃんに直接悪影響を及ぼすことはないですが、妊娠中のママの体に負担がかからないようにすることが一番なので、飛行機に乗る前にはきちんと自分の体調と相談しましょう。
上空の放射線…浴びても平気?

赤ちゃんが奇形(器官形成異常)が起こるとされているのは、妊娠初期に一度に100ミリシーベルト以上被ばくした時です。
飛行機では東京からニューヨーク間を飛行した場合で0.08~0.11ミリシーベルト程度しか被ばくしないため、問題ありません。
手荷物検査のX線や金属探知機はやっても大丈夫?

平地で過ごしている時とほぼ同じくらいの放射線量のため、問題ありません。
気にせずに検査を受けて大丈夫ですが、気になるようなら係の方に一声かけてみるといいでしょう。
妊娠初期に飛行機へ乗るときの対策

妊娠初期に飛行機に乗る場合に起こりやすい、
に備える対処法を知っておくことが大切です。
簡単にできるものばかりなので、機内では意識しておきましょう。
エコノミークラス症候群
<対処法>
なるべくむくまないように気を付けましょう。
弾性ストッキングは履くだけで手軽にケアできるのでおすすめです。足をのばしたりなど、体勢にも気を配ることが大切です。
同じ体勢でずっといることにも気を付けましょう。30分に1回程度、こまめに体を動かしてあげるといいですよ。
気圧の変化によるトラブル

<対処法>
妊娠初期は体調が不安定になりやすいです。
なるべく余分なストレスが体にかからないように、ゆったりとした洋服にすることを心がけましょう。
また、ささいな臭いから気分が悪くなることもあるため、マスクを着用することもおすすめです。エチケット袋を用意したり、トイレの位置をあらかじめ確認しておくことも大切ですよ。
かかりつけ医に相談しておくことも大切

相談の際には、移動距離や移動時間、移動の目的などを話しておきます。
必要であれば、診断書を書いてもらえたり、移動のリスクを回避するためのアドバイスをもらえたりします。
母体の状態が今、飛行機に乗るべきでない場合にも教えてくれますので、搭乗を決める前にまずは一度相談すると良いですよ。

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Source: EPARK
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